欧米企業は、期待の星を海外支店に赴任させるものの、本社に戻ってきてから彼らの得てきた経験や知識を活かすことなく、本社での日々の一社員に戻って行く、とザ・エコノミスト誌11/7-13, 2015号。 なんと欧米のトップ1000企業(米トップ500、欧トップ500)の1001人のCEOのうち、欧は60%、米は76%が海外赴任を経験していない、とか。 海外赴任を経験したアメリカ人数人に聞いてみた。答えは、「そうだよ。活かせる仕組みがない」、「活かしてくれる企業に移りたくなるね」。まさに記事の通り。 特に米国がビジネスグローバル化のスタンダードになっているから、トップは海外経験なくても良いんですかね。幸い英語も共通語みたいになってるし。日本の大企業のトップの海外赴任経験者の割合はどうなんだろう。 そういえば、子供の学校のダイバーシティ推進ディレクターに、「学校はグローバルに対応する教育といっていますが、ダイバーシティとグローバルは違うのでは?」と質問したところ、「NYの人種や文化のダイバーシティに触れることがグローバルにも対応できる人になるのでは?」という腑に落ちない答えだったことを思い出しました。 |
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June 2016
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