![]() NYのコミュニケーションで一番気後れするのが電話! 日本でも機械みたいに、感情全く抜きで、マニュアル通り話す電話レップにイラっとすることがあるが、それでも大半が丁寧だし(丁寧すぎて敬語が不自然になってる、と思う時もあるけど)、問題は解決する。 20年NYに居て学んだが(もっと早く学べ!)、電話だと特に『言葉のギャップ』の文字が脳細胞に組み込まれて、それを振り切れず気後れして声が小さくてモゾモゾ話すことになる。すると、相手「なるべく早く切りたいし、この人は、サラッと流しても大丈夫」と受け取られ、相手のペースに巻き込まれ、こっちは聞きたいことも聞けずに電話を切る、という結果になる。 話は変わって地下鉄。NYではしょっちゅう地下鉄サービス変更が何の予告もなしにあるが、一応突然のサービス変更は車掌から車内アナウンスである。古い車両使いの地下鉄に乗ったら最後。アナウンス機能も古びていて何を言っているか判らない。困ったあなたは隣のアメリカ人に「何って言ったの?」と聞いてみよう。ほとんどの人が「良く聞こえなかった。困った」と応える。 つまり、電話でも、相手が「何言っているのか判らない」のは、あなたに原因がある訳ではないのです。 しつこいようだが、20年いて思うのは、人種によってアクセントが違うし、「この人いやがらせしてるのか」と思う程早く話す人もいる。コールセンターが国外にある場合の英語の判り難さは、アメリカ人さへも「I don't understand them!」と言うほど。 『言葉のギャップ』、に惑わされるのはやめましょう。それと、「電話終了後レップの対応についてアンケートに参加してくれますか」と聞かれたら、「Yes」にしておいて、実際の電話コミュニケを始めると、相手の対応が、グッとよくなります。 |
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June 2016
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