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マンハッタンの摩天楼を眺めるキュートなキッチン。

2/15/2016

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今回は、サラとピーターのキッチン。
リビング/ダイニングから見えるマンハッタンの摩天楼の景色に恋して15歳の長女が産まれた時に購入したウォーターフロントのアパートメント。家族が増えて(13歳の長男と8歳の次女)アパートメントは手狭になったが、この景色から離れたくない。
​
コンパクトなキッチンを数年前にリノベーションし、機能性と収納を加えたこだわりキッチン。
ブルックリン生まれでブルックリン育ちのサラにインタビューしました。
Picture
キッチンから見えるマンハッタンの眺め。絶景!
ー あなたが作る料理で家族から一番人気の料理はなに?

マックアンドチーズ(Macaroni and Cheese-マカロニグラタンみたいな料理)。私の母が使っていたレシピなの。ジェイムス・ビアードの料理本からのレシピよ。ジェイムス・ビアードは、セレブリティシェフの走り。彼がアメリカン家庭料理に与えた影響は大きいわ。
母のマックアンドチーズは、生クリームをたっぷり使うんだけど、私はちょっとヘルシーを意識して、生クリームは使わない。
 
私は、どちらかというとベイカーかな(Baker。ベイクは焼くことで、お菓子のことをベイクドグッズという)。お菓子作りが好きなの。使うレシピは、ファミリーレシピが中心。子供の頃、家族で教会に通っていて、教会の年中行事や活動の時に、皆が手作りお菓子を持ち寄るの。その時に集めたレシピが今でも凄い役に立っている。
その中で家族から人気なのは、パンプキンケーキ。パンプキンパイやブレッドは良く聞くでしょう。キャロットケーキをイメージしてもらうと判りやすいかな。クリームチーズのフロスティングを使うのが私のケーキのこだわりです。
Picture
1950版の、ベティクロッカー・ベイキングブック。レトロなイラストが可愛い。
 ー よく作る料理はなに?
 
アメリカン料理が中心。チリ、ミートボールなどね。
​チリに入れるスパイスに私はこだわっていて、サハディーズ(Sahadi’s)でミックスしてもらってその場で砕いたものを買って来るの。
Pictureサハディーズ
​ちょっとここで、サハディーズについて。
サハディーズは、1898年にレバノン移民のエブラヒム・サハディーズがブルックリンで始めた食材輸入会社。レバノンやシリアからの移民マーケットを客層にスタートした。今ではスパイスや食材、総菜などオリジナル商品が店内に溢れていて、そこでの買い物は臨場感に溢れていて楽しい!

サハディーズがあるブルックリンのアトランティックアベニューはアラブ系のコミュニティが多く住み、中東料理レストランなどもある。ブルックリンの地価が高騰し続けている今は、バーニーズがブルックリン店をオープンするなど行く度に新しいお店がオープンしているアベニュー(最近ブルックリンはどこでもそうだけど)。

 ー 日頃の買い物はどこでする?
 
サハディーズ、トレーダージョーズとか。でも日頃の買い物はキーフード(近所のスーパーマーケット)でするわ。私は車を運転しないので、ホールフーズは不便なのよ、それにちょっと高くって毎日の買い物向きではないわね。
 
 ー 食材を買う時のこだわりはある?
 
子供が食べる物を買います。こだわりの食材を買っても子供が食べなければ意味ないでしょう。
最近は、子供の食べる物をコントロールする親が多いと思うのだけれど、害(加工食品や砂糖や塩分が多い)が少ない食材を使った料理を適量に与える以外は、私はあまりうるさいことは言わない。オーガニックじゃなければ、とか、ベーコンの脂身は食べちゃだめ、とか、そういうのって子供が食に神経質になってしまいそう。

(ここで一言。気のせいか、ニューヨークに住んでいると、かなりの偏食の子が日本より多い気がする。私の周りに、大袈裟にいえば、パンとパスタ麺しか食べない、という子供が3人いる。これって結構な確率。それだと栄養のバランスがとれないので、サプリメントで補っている。
そのうちの一人の子が3歳の時に、我が息子の誕生日パーティーで、「僕はケーキは食べないよ。ママからオーガニックのものしか食べちゃだめって言われてるから」と一言。「どうしてケーキミックス使ってるって判ったんだろう」という疑問はさておき、3歳から親にこう言われていたら、食に対して神経質になりますね。今は、12歳の彼がパスタ麺とパンを食べている姿しかみたことがない。家では肉や野菜を食べているのかなぁ。)
Pictureアンティークキャニスターとグローブの包丁。
 ー キッチンで好きなところとキッチンの好きな道具はなに?
 
改装で収納が増えたので使いやすくなったわ。道具では、グローブの包丁。あとスパークリングウォーター・メーカー。スパークリングウォーターを使う度に買うと重くて持ち帰るのも大変だし、環境にもあまり良くないわよね。
 
私は、このアンティークのキャニスターが凄く気に入っているの。それと、このウィリアムズバーグ・バンクの貯金箱。これもアンティークなのよ。

Picture
単色な色使いのキッチンに色でアクセントをつける。左のアイスキャンディの容器やストローが可愛い。右上はアンティークの貯金箱も見える。
Pictureタルディの料理本
​ ー 好きな料理本はなに?
 
お菓子作りの本で私が大好きなのが、1950年に出版された、ベティクッカーズ・ピクチャーブック。イラストも可愛いでしょう?
それと昨日、この本を図書館から借りてきたんだけれど、デール・タルディといってフィリピン系アメリカ人のシェフが出した本よ。彼の料理は最近人気がある。Momofukuのデイビッド・チェンが出てきた時のような感じかしら。

PictureYuji Ramenの朝食お味噌汁
ー ニューヨークで好きなレストランを教えて。
 
フランキーズ・スプンティノ(Frankies Spuntino)。スプンティノ、とは、カジュアルなイタリアン食堂っていう意味らしいわ。
オーナーは二人ともフランク、という名前で、このレストランの名前のオリーブオイルも売っているのよ。あと、この二人は、プライムミート(Prime Meats)とカフェ・ペドラー(Café Pedler)も経営してる。

最近、ウイリアムズバーグのユウジ・ラーメン(YUJI RAMEN)で朝食を食べたの。日本の伝統的な朝食って初めての経験だったけれど、すごく美味しかった!プレゼンテーションの美しさにも感動したわ。
 
近くにタイ料理のポクポク(Pok Pok)があるの。オーセンティックなタイ料理で有名なシェフがやっている店よ。子供が辛い料理があまり好きじゃないので、家族で行けないけれど…。家族で行くエスニックレストランといえば、マンハッタン・チャイナタウンのゴールデンユニコーンかな。
 
マンハッタンどころか、ブルックリンだけでも行きたいレストランは沢山あって、行ききれないわ!

(次回は3月15日を予定しています。)

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