![]() NYは「グルテンフリー」など食材への意識の高まりも相まって、「Whole Foods Market (通称ホールフーズ)」のようなグルメでオーガニックなスーパーマーケットが大人気。そうした中、一年前まで、添加物てんこもりのような缶詰や食材を売っていた店まで、オーガニック商品を置き始め、今ではどの店も置いている商品皆同じ、状態。 外食シーンではラーメン、居酒屋、お好み焼き屋のようなカジュアル日本食屋が大ブーム。我家の近くの居酒屋「Bar Chuko」で食べてみたが、「やりたいことは判る。ナイストライ!」という感じ。でも一緒に行ったアメリカ人ママは「全て最高!」と溜め息付きながら食べている。「Ganso Yaki」に行ったアメリカ人ママ達の「塩辛過ぎ」、「量の割に高すぎ」という声もあれば、「凄く美味しい!お勧め」という人もいる。まあ、好みですからね。 驚いたのは、日本の調味料といったら「ソイソース(醤油)」しか置いていなかった、近所の普通な大型スーパーに、日本の無添加物味噌やS&Bカレールーがあったこと。ということは、家庭で日本食が作られる頻度が増えている、ということか。無添加味噌、使いこなされているのだろうか。だし入りOOちゃん味噌、とかの方が、判り易いんじゃないだろか、とか余計な心配をしている。 ![]() 2000年に長女が産まれた時、周りのNYママさん達の食に対するこだわりはすごかった。子供達には徹底してオーガニックで無添加の食品をあげていた。ジュースも天然100%ジュースを水で割り甘さを押さえてあげていた。おやつも甘さを押さえたクッキーとか、徹底していた。肥満が社会問題になっている国だから、赤ちゃんの時からきちんとした食習慣の訓練をしているのだ。今はヘルシー食材が更に簡単に手にはいるので、この流れは継続しているはず(おってレポートします)。(え、じゃあなぜアメリカ人はあんなに大きいの?という疑問が残るでしょう。意識が低いお母さん達は、逆に全く構わないし、ヘルシー食材は値が張るので、もし気にはしていても選べない。結果、甘い塩辛い料理を大量に食べる習慣から逃れられない、という構図です。) NYのこだわりママ達が、どこで食材を買い、何に気をつけ、何を作っているのか。自宅のキッチンはどんなところにこだわっているのか。それと、最近ブームの日本食をどう思い、そして家で作ることがあるのか、を、彼女達に直接聞いてみることにした。
次回から連載の開始です。お楽しみに! |